2004年F1序盤戦を振り返って

片山右京です。
ウェブリログでF1について書くことになりました。皆さん、よろしく!

さて、今回は序盤戦を振り返っての総括。

今のところ、ミハエルの4連勝。皇帝がにくいまでの強さ・速さを見せつけている。
開幕前は「6度もタイトル取ったのだから、もうモチベーションが無いのでは?」
と言うメディアもいたが、どうしてどうして素晴らしいモチベーション。
彼は勝った4つのレースで、レース後にきちんと課題を抽出してコメントする。
そんなことができるのは、ミハエルが高いモチベーションを維持しているからに他ならない。
彼が手放しで喜んでるようだったら、今のような連勝はあり得ないもの。

それから、気が付いた人はいると思うけど、
1回目のピットストップまでが今年は短い傾向がある。
特にフェラーリは、予選で前に出て軽い燃料で序盤から飛ばし、
レースの主導権を握る作戦に見える。予選で失敗したら終わってしまう作戦だが、
ミハエルというドライバーの存在が、その作戦を可能としている。

もちろん、フェラーリのマシンも良い。だが、同僚のバリチェロと比較するとき、
やはりミハエルの素晴らしさを認識せざるを得ない。

期待以上に躍進しているのがBARホンダとバトンの組み合わせ。
のぼり調子のチームに、これまた成長著しいドライバー。
こういう組み合わせは、飛躍的に成績が上向きになるパターンだ。
彼の目にはもう、ポディウムの頂点が見えているだろう。
そして、チームはそのために全力で働いている。

同じ日本人として悔しいのは、そこに琢磨が加わっていないこと。
取り残されると、本当にあっという間に蹴落とされる世界だから、
早くチームの上昇気流に合流して欲しい。才能では、バトンに負けていないのだから。

逆にウイリアムズに勢いが無い。
モントーヤの才能やオーラは疑う余地が無いのだけど、その力量をもってしても
ミハエルばかりかバトンの後塵すら浴びる状況。
エンジンのパワーが出ていないように見える。
これは、今年のエンジンに関するレギュレーション変更の影響だろう。

そしてそして、大不振なのがマクラーレン。
ライコネンの類まれな才能が、今年は輝きを失って見える。
彼には、腐らず粘り強く頑張って欲しい。きっと、再浮上のチャンスは来る。

さて、今年のF1はテレビでも実際に去年より飛躍的にスピードが高い。
先日のサンマリノでもシケインの通過速度は異常に速かったし、
マレーシアでも各コーナーで本当に速かった。
なにしろ、予選2回目のタイムで見ると14位のクリエン(1'21.949)までが、
去年のシューマッハのポールタイム(1'22.327)より速いのだからね。

F1の進歩は早い。だから、シーズンが進むにつれて、今の位置関係が変わることもある。
これから迎える夏場が、ひとつの山だと思う。

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