ブラジルGP:王者の資質を見せ付けたアロンソ

皇帝ミハエルからの王座奪取を、
史上最年少という記録付きで、アロンソが成し遂げた。
この史上最年少記録は、皇帝ミハエルですら成し得なかったことだ。
若干24歳にもかかわらず、周囲の状況をよく見極めて
シーズンを闘ったことが、この栄冠に繋がった。
そしてその長所は、今回のレースでも際立っていた。

まず、予選アタック。テレビをご覧になった方々も感じたと思うが、
ライバルのライコネンの前にタイムアタックしたにも関わらず、
ミス無く攻めきっって12秒台を叩き出し、トップに立った。
とくに、難しい第1コーナーでの、ギリギリのブレーキングは決定的。
ハードブレーキングの下り坂S字で、路面に”うねり”があるあのコーナーで、
完璧なコーナリングを見せた。先手必勝とは、まさにこのことだ。
ライコネンのプレッシャーは、嫌がおうにも高まっただろう。
そして、ライコネンはその第1コーナーで痛恨のミスをし、
アロンソの思惑通りの展開となった。
極論をすれば、あの瞬間、
アロンソはライコネンとのマッチレースに勝利した
と言える。

以前にも書いたが、タイトル争いのマッチレースは精神戦。
巧妙な駆け引きや、プレッシャーのかけあいをどう消化するかが、
勝負の大きな別れ目。二人の予選は、まさにそれを表していたと言える。

そして、ポールスタートとなった決勝レース。
最初のスティントをモントーヤと遜色ないペースで走り、
ライコネンとモントーヤを断ち切ることに成功。
その後、3位表彰台確保に向けた作戦を、確実に実行した。
スピード、精神力、ストラテジといった全ての面で、
アロンソの王者としての資質を見せ付けるレース内容
だった。

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さて、いよいよ次は鈴鹿だ。
来シーズンのシートが不明確な我らが琢磨は、ここで一年間の鬱憤を晴らし、
同時に未来を掴むためのレース
をして欲しい。
今回のレースでは、鈴鹿での予選出走順位を考えた作戦を遂行できたわけだから、
地元鈴鹿ではここ一番の活躍を期待したい。

そして、トヨタとフェラーリとのコンストラクターズ争いが、
一層激しさを増してきた。勢いを盛り返してきたフェラーリに対し、
若干スピードで負けているが、鈴鹿でもう一ふんばりして、
コンストラクターズ3位に挑戦して欲しい。

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