トルコGP:詰まったポイント差をどう考えるかが勝負

画像
初開催となったトルコGPは、スタンドも超満員の大盛況だった。
地中海沿岸の国とあって、もともとF1の関心は高く、
今回の大盛況になったと思う。
コースも起伏を活かしたチャレンジングなレイアウトで、
ドライバーにも好評だった。

そのトルコGPは、まさにタイトルへ向けての剣が峰。
ここからが、タイトルをかけたマッチレースのスタートだ。
ひとつも落とせないライコネンにとっては、まずここで勝ちたい。
そして、アロンソはより多くのポイントを積み上げるために、
粘らなくてはいけない。どちらも、諦めた方が負けだ。

今回のレースのポイントは、新コースのアスファルト舗装だった。
新コースであること、そして雨が降ったりしたことで、
なかなかラバーグリップが出てこない状況だった。
タイヤメーカーも、このあたりは誤算だっただろう。
スリッピーな路面、風、チャレンジングなコースレイアウトとあいまって、
とくに予選で足を救われたドライバーが多かったのだ。

その中にミハエルが含まれたのは、意外だった。
とは言え、ミハエルの上手さというのが損なわれたわけではなく、
「上手の手から水が漏れた。」という感じ。
あいかわらず、レース中も100%に近い走りをしていた。
ここが他のドライバーとの差で、通常は98%くらいで走るか
101%で走ってミスをするかだ。
ところが、ミハエルは常に99.8~99.9%くらいで走り、
一瞬101%で限界を超えても、すぐに99.8%に戻して均衡を保つ。
ただ、昨年までのような神がかり的なところは影をひそめ、
予選はコースアウト、そして決勝ではウェーバーと接触してレースを失った。
以前のミハエルならば、すべて回避しただろう。

さて、タイトル争いの方だが、完璧なまでの仕事で、
ライコネンがアロンソに対してポイントを2ポイント縮めた。
マクラーレン+ライコネンの速さは群を抜いていて、
予選も慎重に走ったにも関わらずの結果だった。危なげない。

対するアロンソは、モントーヤのコースアウトによって2位をゲット。
被害を最小に食い止めることに成功した。
明らかに現状での速さでは、ルノーはマクラーレンに遅れをとっている。
しかし、チームは「タイトルのために、やれることは何でもやる。」
というムードが伝わる。

今回、縮まった2ポイントを、このふたりどう考えるか?
そこで、今後の勝負が決まりそうだ。

ところで、バトンと琢磨のBARは、速さがありながら結果が出なかった。
ふたりとも、予選で同じ場所でコースアウト。
フラットボトム規定で車体底面に付けているプランクという板が新品で、
底付きが激しかったので車高を上げていたらしい。チームの対応力不足。
おかげで、せかっくの好調も、流れが一旦切れた。
そして、決勝では、BARのふたりによるパッシングショー。
テレビではバトンがクローズアップされていたが、
琢磨の追い上げもすさまじいものがあった。
ただ、残念なことに、結果には結びつかなかった。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)